ある夏の夜の記録

6月の後半から、毎週、2日or3日、症状が止まる(ゼロ)日があるようになった。
暑い気候のせいもあるかもしれない。
しかし、過食衝動がなく、症状が止まると、
症状がある時よりも、やっぱり、つらい。
身体は楽なはずなのに、重く、だるく、理由なく悲しい、苦しい、寂しい、感じが強く、
「異常に食べて、訳分からなくなりたい・・・」とも思う、けど、
2時間も3時間もかけて、ばかばかしい。面倒くさい。
気持ちの方が強く、結局症状は、「出せない」。
と、そんな感じの夜が、週に2,3日はあるようになった・・・

症状が止まると、何て時間がたくさんあるんだろう。
何て、いろんなことが出来るんだろう。普通の人と同じ夜を過ごせる。
それは、嬉しい。
でも、やっぱり、わけのわからないつらい感じが取れない。

紛らわせたらダメなんだ。
じっと、出来るだけ静かに、丁寧に、受け容れてあげなければ。
それを、してこなかったから、たくさんの、わけの分からない異常な症状を持つことになったんだ。

心も身体も頭も、「疲れた」と感じられず、常に動き回る、休めない病気。
「いつでも完璧」を目指してしまう、「完璧だね」が唯一の褒め言葉、という病気。
人の話を聞けない病気。
常に人に対し攻撃的にしか、接せられない病気。
「うんうん」と聞くなんて、「負けた」感じがするという受け取り方。
みんな↑のようにして生きているんだ、え!?違うの??という思い込み。
「自分の意見」など、持ったことがない。と言い切る病気。
「何がしたいの?」「何が好きなの?」と訊かれると、
一瞬頭が真っ白になり、「あなたは私にどうして欲しいの?」
「何が好きって言って貰いたいの?」と(キレ気味に)逆に訊ねるという病気。
心なんか要らない。
愛も幸せも喜びも楽しみも感じられないでいいから、
苦しまない悲しまない心にして欲しい。と真顔で言う病気。


感じられることは、幸せなことのはずだ。
表現することよりも、もっともっと、ただ、感じる、ことが大事な時期もある。
と、今の私は思っている。

音楽をかけながら、滝汗かいて掃除して、お風呂に入りながらこれも磨きまくり、
室温30度超だけど、窓全開にして、家計簿整理したり、新聞の切抜きを整理したりしている。
たくさんの集めた好きなもの、が、びしぃっと整理できるって、やっぱり気持ちいい♪
つらさや悲しさや苦しさは、ずっと、どこかで、重く感じているけれど、
こんな風に普通に動けて、やっぱり幸せな連休最終日。