記録 2017.11.30.しゅん。&違和感

*小雨がパラパラ。さあ今夜もヤるぞ、第4日目!(本当に、カショオがあって、助かった・・・)と帰って来たんだけど、
なぜか、ぷっしゅん。ちょっと言葉にして整理してみないか?と、不思議なことに、なった。
ちょっと、初めての、こと。
朝からギラッと過食衝動スイッチオンでヤル気マンマンで帰って来たのに、なぜか、しゅん。
となり「普通」の夜になって「しまう」ことはあっても、だからって、帰ってくるなりPC開いて、なんて初めてだ。

*月曜日から、本当に苦しかった。身体がマジで重い、動かしにくい。
感じると、言葉にすると、その10倍の「否定」「報復」が、自らの中から湧きあがって来てすべてを押し潰す。
「そんな子は、うちの子じゃありません!」
「言うことを聞かないと、夜中に川に捨てに行きますよ」
いろいろな、母のセリフを思い出す。そのたびに感じた「もやもや」も。
今更のように、暴れる。
さらりと乾いて、きれいな表面であった筈なのに、ガバガバと醜く開いて、堪え難く、熱や液をあふれ出させるよう。

この「もやもや」だって、感じられていることが、私にとっては、ものすごい「進歩」なのかもしれない。
ずっと、あたりまえで、どこの親だってそれくらい言うだろう。普通だろう。
子供は、こういう風に言い聞かされてきているものだろう。
いや寧ろ、私の母は、世間的に「立派な」「理想的な」部類に入る母親なのだ。
こんな感じ方をする私が「特殊」「変種」なのであって。
世の中渡って行けるように「矯正」「教育」されるべきは私の方なのであって。
ましてや「病気」になって困らせるなど・・・親不孝な。
ずっと、40年近くそれが「大前提」だった。そのことに対する「違和感」を、初めて感じた気がする。

【幼児期】お母さんがいなくなったらどうする?
【10歳前後】見て、お母さんの生命線。この辺で切れてるでしょう、60歳くらいまでしか生きられないかもしれないわ。
【25歳くらい】おばあちゃんの介護をしながら、子どもたちには、絶対にこんな思いはさせられないわーって思って!子どもたちに負担はかけられない!
【10年くらい前】お母さんに、もしものことがあったら、その時○○の権利は。ねえホント何があるかわからないんだからこういう時に言っておかないと。(いやいやいつも言ってるような・・・)
【最近】(自動車)免許の更新はしてる?(私たち夫婦に)いつ何があるんだか分からないんだから、持っておきなさいよ。
思うんだけど、歳にはかないません、本当に、助けてよ?娘ふたりが近くに居てくれてよかったわ。

今はこうして書き出して思い出したり、実際に自分で口にしてみてもあまり、感じない。
でも、数日前は、イライラしてしょうがなかったような気がする。
思ったときに思ったことをそのまま口にする人。
自分があれほど強調して「演説」していたことを簡単に忘れられるのか何なのかわからないけど、こんなにあっさりひっくり返して、恥ずかしくないのか?
寧ろ聞いている方が恥ずかしいんだが。
自分では、純真で、素直で、愛らしいとでも思っているんだろうか。
まあ かわいい人だね☆って思う人も一定数は居そうだけど。
「お母さんが居なくなったら」「私に、もしものことがあったらよ?」
ちょっと、普通の時とトーンが違うんだ。自分に酔ってるっぽい・・・「家族に、必要とされる私」ってか?w

【3-4歳時】子どもは親を選べないでしょう、この子たちは本当に恵まれていて幸せです。ね、幸せよね?
「幸せじゃないよ〜怒られるし〜」「なんて事を言うの?!(怒)」
その病気の子が手術で声を失う前に、「学校に行きたい」って言ったんですって!私、その話を聞いて涙が止まらなくって。

ねえ。変じゃない?わざわざ言葉にすることなの。それ。
そんな風な言い方するか?
あれ、普通だと思って来たけど、「普通の会話」か・・・?
母とは本当に話題を選ぶ、まず、「本当に自分の思ってること・今困ってること・考えたこと」なんて言えないし
つい言ってしまえば必ず話がかみ合わなくて言い争いだ。
子どもが親に相談事をする、とかもう異世界の話だ。
父と母も、まず、かみ合ってる会話をしているのを聞いたことがないし。
でもそれは父が変人で空気を読めないからで、母は至って正常、と言い含められてきたが、本当にそうか?
母とうまく会話できない私は、私が(父似の)変人だから、と思って来たが・・・逆だった?

その時その時に思ったことをそのまま言っているとして、
母が、本当に大切にして来たものって何なのか。
で、そんな彼女を夫含め周りの大人がどんな風に扱っていたのか。
よく分かる。って思って、全身脱力っていうか、出所不明の震えが来ますね。
私は、どこまでだって、母を庇って異常の努力を続けるしかなかった。

*「あれ?」って初めてのような「違和感」の話ばかりになってしまったけど、
本当は、もっといろいろあるんだ。
「読書」は全く進まなかったけど、何て濃い数日間。・・・
(両方の)おばあちゃんの母親まで「思い出してしまった」こと。
まとも(仮)な視点を得てみて、もう一度、この「もやもや」を分解してみると。
母は、(もちろん「良き母」としては無自覚に決まっているが)娘たちが「女の幸せ」を得るのを最も恐れていたのかもしれない 等。
また書けたら書くかな。
それまで生きていればの話だけど。w
ま 多分生きてるだろうし。

「やだ、まだ生きてるっ w うーそーでーしょー??」
お母さんの声で、ずーっと繰り返されてるの。私の頭の中。
「ねえ、何でだろう、普通ならとっくに・・・」
過呼吸になりそうな感じを必死に抑えて「普通」をやっと暮らした苦しい一日も、
誰かにとっては楽しい約束の出来た最高の一日であったり、
宿願を果たせた、結果を受け取れた日であったり、
とても悲しいことが起きた日であったり
自分から勇気を奮い起こして行動した日であったり
いろいろであったに違いない。
いい意味でも悪い意味でも、時間は、太陽は、世界は平等であり、ものはみな常住しない。

夢ちゃんいろいろありがとうね。
姫様、ゆっくりしてくださいね。疲れ切ってるでしょうから。