記録 2017.11.27.感じることに対する罪悪感

*もう若い人たちは、キーボード入力よりも、スマホフリック入力等の方が速い、のですかね?
電車などで見ていると、若い人ほど、スマホの入力が速いし、長い文章も打ち慣れている感じがする。
私はスマホ入力は遅いのでLineなどでもたくさん書きたい時はPCで、なんて思ってしまうのだけど、これもまた何年かすると若くない人の傾向って言われるんでしょうか。
キーボードを使ったことがない、メールソフトを使ったことがない、みたいな若者もいるとか?
新人にCCって何ですか?と訊かれて仰天、等w

やばい精神状態は続いていますね。これで本当に仕事に行かれなくなったりすると入院になったりするんでしょうが、しぶといですw
何か感じること。思うこと。に対する罪悪感が酷い。
いや、別に今に始まったことじゃない、子どもの頃から、あたりまえにずっとあった感覚ではあるはずなんだけれど。
お母さんに、先に、言葉にされてしまうと。私の感じや思いはすべてそれにつぶされる。
いや、これは別に「私」だけではなかったのかもしれない。
「先に言葉にして、場を支配する」は、彼女の「手段」だったのかもしれない。
もう確かめようもないよ。でも、この手段は、彼女の母親も確かに使っていた!と「掘り進んでしまった」。
彼女の母親、私からみて母方の祖母は、認知症で亡くなったんだけど、
亡くなる前の数年、ずっと「介護」を行っていたのは、6人兄弟の末娘である母。
わりと健康な一族(つまり、私から見ての伯父達、その家族)は東京近郊に多く住んでいたのに、たらいまわしにされる、という現象もなく、
母がかかりきりだったようだ。そのために、母は働きながら勉強し、国家資格までとった。
実母の介護をするためにプロにまでなってしまうという。第三者からすれば、美談で、「偉いなあ」「すごいなあ」ですね。
ただ、母は実母のことをあまり好きではなかった、のに、とやっぱり不自然な感じを覚えるわけです。
それは、私もあと10年20年のうちに思い知る処なのかもしれないけど、
まず母が祖母のことを語る時には「あの人の許せないところは」と始まり、よく出て来るキーワードは「反面教師」
からしてみる祖母としての彼女は とにかくいちいちキツイ人。
「強い」んだろうけど、「有能」なんだろうけど、女らしさ、癒し要素とかゼロだから。みたいな。
きっと、子どもたち(私から見ての伯父達)もあんまり好きじゃなかったんだろう。
私も、母と居る時以上に緊張していたと思う。
言葉が、言い方が、強くて、痛くて。
「おばあちゃんは、そういうのは嫌い」
「目がつぶれるよ」
「●●が腐るよ」
聞かされる思い出話が、いちいちトラウマな感じ。
「おばあちゃんは、生まれ変わったら何になりたいか」(これはもう「うわぁ」過ぎて今でも思い出すのが躊躇われる)
戦中戦後の話、戦前の草津の話(これは衝撃過ぎて中学の頃小説まで書いてしまったじゃないか。しかも休暇の課題で(-    -))。

父と母は見合い結婚なのだけど、母は20代後半で結婚するまで実家に居た人なんだけど、
母が父を選んだ理由は「この人なら自由にやらせてくれると思って」
(まっ、この理由にもいろいろ私の思いはあるんだけど)
逆に言うと、母の実家には「自由が無かった、それがいやだった」ということなんじゃないか。
「言いたいことは、全部持って行ってしまう人」
「一番先に私が言った」ことに、それに対して、その場の全員が「黙る」ことに、
勝ち誇ったような満足顔の人。
まさに、私の前での母、と同じような振る舞いを、祖母は母に対してしていたんじゃないか。

子どもの頃、「言葉」が早く欲しかった理由。
幼稚園の頃から「字」を覚えたくて、本が読めるようになるとたくさん読み始めて、
書かせると同じクラスの子の10倍は書く。みたいな、そりゃ周りの大人に卑しい期待を抱かせますわね、
どうしてあんなに言葉に対して「早熟」だったか?と思うと、
結局、「先に言ってしまった者が勝つ」現象を日々見せられていたからではないか?
おかしいんですけどね、言葉にされてしまったからと言って、後から言ってはいけないわけではないし、
後から言った者の言うことの方が「正しい」ことだってある。
だいたい議論や裁判でもないのに、日常会話で勝ち負けっていうのもおかしい。
頭では分かるのに、なんだろう、母の言葉の後にあるあの沈黙の中の雰囲気。
「先に言ってみんなを黙らせた者が、勝ち」

冷静に考えれば、「それはどうかと思うよ」
「いや、○○という考え方もある」
「いや、それは私が●●で見聞きした情報とは違う」
って思うのに、考えられるのに、そこで敢えて言うことを躊躇われるようなあの雰囲気は何なんだろう。

父が家に帰らなかった理由がよく分かるような気がする。
遊び歩いていた、借金を作った、と父は家族中に責められたというけれど、帰れなかったのだ。
ギャンブル依存症になる以前に、母の「病気」を感じ取り、帰れなくなっていた人だったのだと思う。

年々、彼女の自覚なしの「暴言」はエスカレートしていったと思う。
何しろ、思ったことを思ったときにそのまま言う。
テレビを観ては 犯罪者、犯罪者集団を放送禁止用語で罵倒し、
XX受賞者、タレント、有名人が映れば
「この人の親も、この子を産んで育てて本当に良かったって、鼻が高いでしょうねえ〜」と言い、
「本当に危険な物が使われているのなら、●●●(お役所名)が許可するはずがないじゃない」
誰にも否定されない生活をずっと続けていると、こんなに頭が悪くなるのか。と、中学生くらいから思っていたかな。
人よりも苦労(努力・我慢)してるかもしれない。
人よりもよく知っているかもしれない。
でも、そういうこと全部考え入れても、こんな大人は最低だ。
なら、私は、どんな風にしたい?なりたい?「意味がある人間」って何?
私の「反抗期」とは、よく見られる、本に書かれているようなものとは違っていたと思う。
それが見抜ける「大人」は、家族の外にも存在していなかったと思う。
たった一人、母を敵に回して分かり合えたかもしれないのは父親だけれど、既に家には殆どいない。口をきくのも月一?年一?という有様だ。
離婚はしていないようだけれど、「別れた」も同然だったと思うし、その頃の母の父に対する暴言を考えれば、「別れた方がいいよ!私たちのことは構わないでさ!」
(そう思っていたことを考えると、完全に娘のことは味方につけていたと言える)
結局別れなかったんだけどね。
「娘たちのために、別れない」と。
またまた。自活していく自信が無かったからでしょう?この家を出、仕事に就き、女手ひとつで娘二人を大学卒業まで育てる自信がなかっただけ。
子どもはみじめだ。女はみじめだ。資金面で不安がある側であることは、みじめだ。を、徹底してたたきこまれた中学高校時代。

本当に困っていたことはたくさんある。
勉強、というよりも、全く進路について決められないこと。変な違和感があって仕方がなかったこと。
同級生から性的ないやがらせをされること。学校の外でも、XXXされて、怖い、いやだ、だらけであったこと。
そういう「事件」が割とあったこと。
どれも、皆、知らない。知らせたこともない。知られることが恐ろしくすらあった。必死に隠した。
言えるわけがない。
何より「自分のこと」だ。
「自分のこと」で、悩む?苦しむ?困る?
「そんなの自分が悪いんでしょう」
「自分がやるって言ったことでしょう」
「あんただけが辛い思いをしてるんじゃないわ」
もう、母の、ではなくて、自分の中でそういう声がする。

「いじめられて自殺するやつなんて、死ねばいいんだよ」
平気で言葉に出来る少女に仕上がっていた。
病気。脚の痛み。抜毛症。は、「抜けていった」けど、
年々雪だるま式に「病気」を重くしていく「しかない」10代だったと思う。
何が出来ても、手に入っても、努力ができても。
こんな人間は「おかしい」。

「沈黙」は「肯定」ではない。
それなのに、彼女たちは、周りを「沈黙」させることばかりに必死であったように思う。
「いや、だけど」を飲み込ませるあの力。
私と母の間で最も行使された力。
どう考えたって、嫌われる。人を病気にすらさせる要素なのに、それがなぜ分からない。
時々、黙っている人に怒りだすことすらあるけど、本当は、人の表情から、感じ取るからなんだろう。
「何よ、黙っていちゃわからない、言いたいことがあるなら言いなさいよ!」
これは、何て言う病気?
私にも間違いなく「遺伝」している病気。
私があまり人と関わらずに(かかわる必要なしに)生きていることは、周囲にとっても「正解」だと思う。
私がもし「否定」しない人に囲まれて生きることになっていれば?
あの「沈黙」で、その場所を、家族を、「支配」する者になれていたら?
そう考えるとぞっとする。
「あなたも親になればわかる」
いや、分かりたくもないんです。

*(-    -)
・・・もう本当にだるくて、食事がしたいんじゃない、過食がしたいんだ、が続いているし、
やる気が起きなくて、つらいっていうのとも違うな、生きている意味がない。
生きて来た意味もない。
仕事?していれば、少しは自分に意味がつけられるのだろうが、
そんなに大したことしているわけでもない。
ま こんなことが言葉になる時点で未だに人間の形をしていることの方がおかしいのだし、
まして、心身ともに健康でやる気にあふれ、という状態を演じられるならそれこそ薬でもやってんじゃない?だし。
誰かを犠牲にして自分は正義の味方。
・・・とは、なっていないことだけが、いいこと、なのかな。
分からないけど。
ひどいな。マジでひどい。
自分とか。人とか世界とか。この意味のなさと、禍々しさと。
家の外で笑い声が聞こえるだけで「びくっ」てなるし。

*漫画かあ。詩、入選かあ。いろいろ、もっと、こう、あるだろ。違うだろーっ。と思うのに、なんか、ごめんなさい。