記録 2016.10.24.●(-    -)・・・

*最近風呂場の奥の方の床に「ね」の●があるんだよなあ。
最初は「やだ だんごむしの死骸?10匹くらい?」と思ってたんだけど(よく視えない。手が届かない)
ねの●のようだ。直径10センチくらいのエリアに●x 5~10粒くらい。
手が入れられないので、水をせんめんきいっぱいどばしゃーんってやることで流すんだけど、
2-3日くらいでまた●●●●・・・●が観測されて、どばしゃーん。
どこから入ってくるのかなあ。と 見えるところは内も外も丹念に見てみたんだけど、分からない。
見えないところに、ねの出入りできる隙間があるんだなあ。
実害はないんだけど。何か食べられたとか。居住エリアを走り回られたとか、●を置かれたとか。
まあ古い建物だしな。庭にはものすごい虫がいるから、エサがいっぱいあるし。
調べると、ねは自分の体重の30-50%のエサを毎日食べるのだとか。
人間の体重にすると食料が2~30kgは必要なのか。大変だな。
クモだの、ムカデだの、ナメクジだの、アリだのめちゃくちゃ食べるんだろうなあ。(うまいの?)
そんで、(ねにとっては)「なぜか」「水洗」のところに●を置いていく、と。
気持ちいいもんじゃないけど。行儀いいじゃないですか。
便秘なのか?毎日はないことが多い。(いや、ねからしてみたら人間のトイレの回数が多すぎて「大変っすね」なのかも)
いつか●現場に鉢合わせることがあるのかなあ。見てみたいような見てみたくないような。
などと思っているこの頃。

*布団に毛布とタオルケットをプラスしたよ。そろそろ1枚じゃ寒い。
あんかもそろそろかな。
ちゃんとていねいに髪をかわかさないとしんどい季節になって来たし、
こってりクリームも出して来た。(資生堂ドルックスのナイトクリーム(R))

◆新聞のコラムから。小樽商科大学准教授 手島直樹氏:
ROE重視と企業価値創造(5)株主資本コスト、正確な算出は困難
自己資本利益率(ROE)には最低限上回らなければならないハードルがあります。それが株主資本コストです。負債で調達した資金にコストがかかるように、株主から調達した資金にも当然コストがかかります。しかし、株主資本コストは、負債の支払金利のように損益計算書にコストとして計上されません。そのため、企業の意識は低かったのですが、ガバナンス改革の進行とともに状況は変わりつつあります。
株主資本コストとは、株主が期待する株価上昇率と配当利回りの合計、つまり株式投資からの期待リターンです。これが企業に対して株主が要求するリターンであり、企業が越えなければならないハードル、つまりコストとなるのです。
このように定義は単純ですが、問題は算出方法です。なぜなら、ある投資先に株主が要求する期待リターンは主観的であり、解は一つではないからです。そこで様々な前提を設定することによりCAPM(資本資産価格モデル)が考案され、株主資本コストの算出プロセスが標準化されています。このモデルは次のように3つのパラメーターから構成されます。

 株主資本コスト=リスクフリーレート(長期国債利回りなど)+ベータ×市場リスクプレミアム

特に重要なのがベータであり、投資先の株価の変動とTOPIXなどの市場指数の変動の連動性を示す指標です。市場指数の変動率を基準とし、投資先の株価変動率が市場指数の変動率と同水準であればベータは1、株価変動率の方が高(低)ければ1以上(下)となります。他の2つのパラメーターには全銘柄に共通した数値を利用することが一般的であるため、ベータが株主資本コストの主な決定要因となります。
しかし、ベータには問題もあります。食品や医薬品など市況の影響を受けにくい企業ではベータが著しく低くなり、算出された株主資本コストに確信が持てないケースも少なくありません。株主資本コストを上回るROEを生み出すのは企業の義務であることは確かですが、株主資本コストの正確な算出が困難であることがファイナンス理論と現実のギャップなのです。

※ベータ値(β)
【金融経済用語集iFinance より】
ベータ値(β)は、個別証券と市場(マーケット)の連動性を示すリスク指標で、ある証券(銘柄)の変動の大きさがベンチマーク(市場平均)の価格変動に比べて大きいか小さいかを示す指標をいいます。これは、ある銘柄の投資収益率の市場平均の収益率に対する感応度を表し、「市場感応度」とも言います。
一般にベータ値が1であれば、市場平均と同じ値動きをすることを示し、また1より大きければ市場平均より値動きが大きく、逆に1より小さければ市場平均より値動きが小さいことを示します。例えば、株式市場において、ある銘柄のベータ値が1.8ということは、市場全体が10%上昇するとその銘柄は18%上昇し、逆に市場全体が10%下落するとその銘柄は18%下落することを意味します。
なお、ベータ値を推定する方法には、いくつかの手法がありますが、ヒストリカルベータ方式では、過去一定期間の投資収益率を市場全体の収益率と回帰分析することで推定した時の「回帰直線の傾き」として計測されます。(過去のデータを基に求められたものを「ヒストリカル・ベータ」と言う)
現在、ベータ値(β)は、現代ポートフォリオ理論でよく用いられ、上記の個別銘柄の分析以外に、ファンドのポートフォリオの収益率を分析する際にも使われます。この場合のベータ値は、例えば、株式ファンドにおいて、TOPIX日経平均株価などの株価指数(ベンチマーク)に対して、そのファンドがどれくらい敏感に感応し、連動した値動きをするかを示す数値となっており、もしベータ値が2の場合は、株価指数が1%上昇すると2%上昇することを意味します。
個別証券(あるいはポートフォリオ)の収益が証券市場全体の動きに対してどの程度敏感に反応して変動するかを示す数値で、現代ポートフォリオ理論でよく用いられる。
β=個別証券のリターン÷市場全体のリターン

野村証券の証券用語解説集から】
例えば、ある銘柄のβ値が1.5ということは、市場全体が10%上昇するとその銘柄は15%上昇し、逆に市場全体が10%下落するとその銘柄は15%下落することを意味する。したがってリスク指標とも捉えられ、市場全体が上昇すると判断する場合は、β値の高い銘柄に投資したり、ポートフォリオ全体のβ値を「1」として市場全体と連動させるなどの運用を行う際、銘柄選択に用いられる。
なお、ある変数y(被説明変数)のデータを他の変数x(説明変数)のデータから予測しy=α+βxの関係式に当てはめて検証する回帰分析を行う場合、最小2乗法の手法を用いて
β=(xとyの共分散)÷(xの分散)
と推計される。

◆CBD/COP10について
「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約)」は、個別の種や特定の生態系に限らず、時間的、空間的な広がりを想定した、地球規模で生物多様性保全を目指す、唯一の国際条約です。
1992年6月ブラジルで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で、条約に加盟するための署名が開始され、1993年12月29日に発効しました。
この条約はまた、生物多様性保全だけでなく、持続可能な利用を明記した条約でもあります。
日本をはじめとする各締約国の環境政策に、大きな影響を及ぼす生物多様性条約。
生物多様性条約COP10:2020年までの10の課題
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を終えて
2010年は、国連が定めた「国際生物多様性年」。
世界の国の人々が協力して、この星の「生物多様性」、すなわち、あらゆる生命が息づく自然環境を守るため行動する!大きなふしめの年。
ぜひ地球の生物多様性について、共に考えてください!
10月には、愛知県名古屋市で、第10回目となる、生物多様性条約の締約国会議(CBD・COP10)も開催されました。
この生物多様性条約は、年々その重要性を増しており、2008年5月にドイツで開催された第9回締約国会議も、大きな盛り上がりを見せました。
WWFジャパンは、今回のCBD・COP10において、日本が生物多様性条約会議のホスト国として、それにふさわしい行動を示すため、国内外の生物多様性保全に向けて、より積極的な取り組みを行なうよう、働きかけています。

◆新聞のコラムから。異端・異能が日本を救う
公開中の映画「シン・ゴジラ」が大変な人気だ。もう5回見た人も周囲にいる。興味深かったのは、若き内閣官房副長官の冷静沈着ぶりだが、何と言っても、大組織では活動の場が制限される異端・異能の士が大活躍したことだ。
彼らは旧態依然の学者的発想とは異なる思考回路とビッグデータ解析を使って、シン・ゴジラ原子力で動く新生物と特定。有効な対処策により、日本と世界を救った。
日本銀行は9月下旬に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和(QQE)政策」を決めた。これに対する海外中央銀行や元財務大臣などの評価が高い。
「新しい枠組み」「目で見るを含めた総括的な検証」「補論・図表」など全70ページにわたる一連の公表資料は、従来の発想にとらわれない斬新な考え方を論理的・実証的に分かりやすく示した。
リポートを読むと、日銀も多くの未経験に直面した結果、異能者を用い、それらに対処できる柔軟な戦略を立てられる組織に変化してきたようにうかがえる。以下は特に斬新な点だ。
まず日本のインフレ期待は、短期でみると7割が「バックワードルッキング(後追い)」で形成されると計量的に分析した。そのうえで2%の物価上昇の目標を達成するには「フォワードルッキング(先取り)」の期待形成に変える必要があると結論付け、物価が安定的に2%を超えるまでマネタリーベースの拡大を続けると明言。金融政策運営における期待の重要性を確認した。
第2は、マイナス金利とQQEの併用で長期金利が23ベーシスポイント(0.23%)低下した事実に基づき、長期金利の操作が可能であることを実証。これを一段と確実にするために、「指し値オペ」を新たに導入したことだ。
市場がうまく機能しなければ当局が登場するのは、現代経済学の常識である。
第3に国債10年物の金利をゼロ近傍に維持して長短金利差を造成し、銀行の収益改善に配慮したことだ。同時に10年超の金利をプラスに維持して、年金や生損保の運用機会を確保した。
今後、未曽有の事態に直面したとき、日銀には伝統的な常識論者の上に異端や異能の人材を据え、新しい的確な政策を実行する役割を期待したい。

「ま、便宜上私が仕切るが、ここに集められたのは、そもそも出世に無縁な霞ヶ関のはぐれ者、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、学会の異端児、そういった人間の集まりだ」(矢口蘭堂氏)