記録 2016.07.24.

*除湿機を新しくしたよ。
ちょうど10年使ったんだった。(2005年7月20日のレシートだったよ)ナショナル。新しい子もPanasonicで。
(PanasonicのふだんPremiumの電車内CMは好き)
去年の今頃は、ぶんぶん回して数時間でタンク満タンだったんだけど、
6月になって、湿度が80%なのに、タンクに水が溜らなくなって来てしまって。
「寿命かなあ」
家の中にムカデを発見したりするほどの湿度だからな〜
(そんなにでっかくも気持ち悪くも動きが速くもないけど・・・)
(厚紙ですくってお外へ「ぽいっ」も5,6回やっているとイヤになるね)
(ムカデは湿度70%を超すと何匹か見るようになるけど、
 60%台ではすぐ干物になってしまうそうだ。それくらいジメジメの所でしか生きられない)
干した洗濯物もなんとなくしっとりしてかび臭いし
(タオルは厚紙か板のようにごわごわでなくては)
除湿機は必要だよね〜と家電屋さんへ。
家電量販店の販売員の人と話をするのは好き。
家電は10年使えば持った方、とはいうけれど。
勇さんの車を乗りかえた時の話を思い出したり・・・えーん。

*今更だけど紀元前5世紀~西暦1000年くらいまでの地中海周辺史と東洋史(中国印度日本)を50年刻みくらい(人間の1代は25年だけど)で「まとめ」てみたいな。出来れば地図がうにゃうにゃ動く式でやってみたい。Excel マクロVBAコードとかで出来そうだよ。地図素材もネットで手に入りそう。記録に残っているだけでも、なんて多くの国が興亡を繰り返し、たくさんの民族、言語があったんだろう。私たちが認識できる更に以前にも、この星にだけでも、いっぱいあった筈で。(地表、地下、天空・・・)

*五度圏が「美しい」と言ったけど、2から100000までの正の整数のうちの素数の表を見つけたよ。素数(1とその数でしか割り切れない)は憑りつかれると大変らしいね。99999個中9592個が素数なのだそうだ。1000X1000マスは大変だから10000(100X100)マスで方眼を作って素数のマスだけ塗る、とかもやってみたくなった。(ウラムの螺旋、なんていうのもあるらしい)
※(後で)78492個は、1000000までの数の中の素数の個数でしたね。ふはは。【参考】

**本当にもう毎日毎日「いい加減にして早く寝なさいっ」だよなあ。
(-    -)
小中高の頃にネットが無くて本当によかった。(?)
↓は(まだまだ貼るか、のw)メモ。

*北康利氏。
福澤諭吉は、「この人民にしてこの国家あり」と説いている。
国のレベルは国民のレベルの反映である。吉田茂が優れていたとすれば、その時代の国民が優れていたのである。ゆえに国に不満を言う前に、まず我々国民が目覚めなければならない。

*バレー界の名将・松平康隆氏:
現代の人の中では、亡くなりましたが、愛知揆一さんという政治家に一番影響を受けています。
愛知さんが教えてくれたことに、立体史観というのがあります。
どういうことかというと、視野の狭い人は点でしか判断できない、ちょっと視野を広くすると線になり課長クラスの仕事ができる、さらに広くすると面になり、大会社の部長クラスだ。
面を上下へ延ばすと円筒形になる。そうなると樋口清之さんではないが、梅を見ただけで「梅ぼしと日本刀」という本が書けるようになる。
バレーボールで世界一になろうというなら最大の円筒形になれというのです。
とくに立体的に過去を勉強しろ、エジソンもキュリーも学びなさい、バレーと関係ないと思ってはいけないというのです。
それ以来私は円筒形を続けるためにも、努力して交友関係を広げています。スポーツ界で私はいちばん交友は多いと思います。
円筒形がなぜバレーに関係があるかというと、それがアメになるのです。
バレーの選手が、例えば図書館へ行って勉強したいという。あるいはなぜポーランドワレサという新しい指導者が出てきたかなどといいだすと、そんな暇があったら練習しろというのが、バレー馬鹿のいうせりふです。
私はそうはいわない。
お前がポーランド問題に関心があるのなら、きょうの練習三時間やるよりも、新聞社の編集委員に会って来い、俺が紹介してやろう、といいます。そうして話を聞いてやる。
そしてポーランドはそういうことになっているのかというと、コートの上では私にしごかれている選手が、この問題については監督より上なのだという気持ちになれますよ。
これはおだてです。ほめる材料を与えるわけです。しかも監督が馬鹿にされることにはなりません。
むしろそういう示唆を与えてくれたことに対する尊敬というか、情を感ずる、そういうプラスがあるのです。アメというものを、私はそこまで広く受けとめています。
企業の中で英語教育をやらせるのもアメだし、専門外のセミナーに行かせるのも、アメを心得た指導者のやることです。そんな時間はもったいない、自動車の一台も売ってこいというのは、点か線の発想です。

ハシリュウ財政支出改革】
7月1日はハシリュウと呼ばれた橋本龍太郎元首相の没後10年だった。
旧大蔵省の官僚だった石坂匡身氏の著書によれば、ハシリュウが蔵相・首相だった平成初めからの財政の流れはこうだ。1990〜93年度は「赤字国債の発行なしの時代」。94〜97年度は「再び赤字国債依存と脱却の努力」。それぞれ蔵相、首相のころだ。
98〜2008年度は「拡散する財政赤字」、09〜12年度は「極度の財政赤字の連続」。財政再建方針は「赤字国債脱却年度目標の消滅、再建指標のプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化への後退、後退した目標年度の先送り」と退歩を繰り返した。その後、事態はより悪化した。
太平洋戦争時も似たような流れだった。1941年7月、財政金融基本方策要綱閣議決定、国家資力研究室設置。日銀などからも人材を招集した。財政が軍事予算を最大いくらまで編成し得るか、国家資力の限界を軍部に明示する試みだった。前年の9月には総力戦研究所を内閣に設置。主要物資需給の冷静な分析をもとに41年8月、「日本の勝機はない」と結論付けた。
だが日本は戦争に突入する。途中でブレーキが利くことなく、日本は破滅に向かっていった。農林水産長期金融協会の専務理事、海野洋氏の「食糧も大丈夫也」などはこう記す。
いま財政の完全破綻を避け、持続可能なものにするには、赤字財政拡大の主因である医療費の改革が待ったなしだ。65歳以上の人口比率を示す高齢化率は70年代の7%台から昨年は26%に上昇。10年後は30%と予測され、高齢者医療の見直しなくして財政支出改革はない。消費増税の延期はなおさらだ。高齢者医療については治療から予防に軸足を移し、健康寿命の延伸で平均寿命との差を減らすことに専念すべきだ。
憲法9条についての論議に見るように、日本は憲法を順守する気風が強い。にもかかわらず、憲法を踏まえた財政法が定めた健全財政運営の原則に対し、政治も国民も全く無頓着だ。
「歳出の改革と縮減は、国民の受益水準の引き下げをお願いするという面があることを素直に認め、財政構造改革を考えよう」。財政構造改革会議の発足にあたりハシリュウが述べた言葉を改めてかみしめる必要がある。

【冷戦回帰するNATO ロシアとの対話模索を】
「欧州は大きく変容し、対立と大陸分断の歴史に終止符を打った」――。
1991年7月1日、東欧の古都プラハソ連ブルガリアハンガリーポーランドルーマニアチェコスロバキアの6カ国の首脳が次々と議定書に署名した。盟主のソ連は欠席したゴルバチョフ大統領に代わり、ヤナーエフ副大統領がサインした。ワルシャワ条約機構が名実ともに解体され、36年の歴史に幕を閉じた瞬間だった。
欧州にはかつて、2つの巨大な軍事機構が東西で対峙していた。49年に発足した米国とカナダ、西欧諸国による北大西洋条約機構(NATO)と、55年に創設されたソ連と東欧諸国によるワルシャワ条約機構だ。ともに相手陣営の軍事的な脅威に対抗するのが目的だった。
ところが、85年にソ連の最高指導者となったゴルバチョフ氏は「欧州共通の家」を唱え、東西対立から融和へと大きくかじを切った。さらに東欧の民主革命が、欧州の「対立と分断」の構図を一変させた。ワルシャワ条約機構の解体はまさに、東西冷戦の終結を象徴する事例となった。
歴史の皮肉だろうか。それからちょうど四半世紀。ポーランドの首都ワルシャワで今月8、9日に開いたNATO首脳会議は、冷戦時代に逆戻りしたかのようだった。旧ソ連の継承国ロシアの軍事的な脅威に対抗し、防衛体制の強化を打ち出したからだ。
加盟国のうち、ロシアに隣接するエストニアラトビアリトアニアのバルト3国とポーランドに合計で最大4千人規模の多国籍大隊を新たに展開する。黒海周辺でも防衛力を強化し、ロシアに対する抑止力を高めるという。
ロシアは軍事力を背景にウクライナ領のクリミア半島を併合し、同国東部にも軍事介入した。バルト海ではこのところ、ロシア軍機が米軍の駆逐艦などに異常接近する事件もたびたび起きている。
ウクライナと同様、かつてソ連領だったバルト3国などがロシアの軍事的な脅威を懸念するのは当然だろう。
ロシアのラブロフ外相はこうしたNATOの対応を「ロシアをわざと敵に見立て、足並みと結束を固めようとしている」と批判した。だが、冷戦後の国際秩序を乱したのは他ならぬロシアだ。ロシアはその責任を自覚し、ウクライナ東部の和平プロセス推進を含め、欧州の緊張緩和に前向きに取り組む必要がある。
一方でNATO側もロシアの主張に耳を傾け、一定の配慮を示す姿勢が欠かせない。
ロシアはかねてNATO不信が根強い。ワルシャワ条約機構は解体したのにNATOだけが存続し、かつ東方へと加盟国を増やしてロシア国境に迫ってきたからだ。プーチン政権は昨年末、「国家安全保障戦略」を改定したが、その中でもNATOの拡大と軍事的潜在力の増大を「脅威」と位置づけている。
プーチン政権はそもそも、NATOの東方拡大を「西側の裏切り」とみなしている。大統領は今年1月、ドイツのビルト紙との会見で「ベルリンの壁が崩壊した後、複数の西独の政治家がNATOは東方に拡大しないと表明していた」と指摘。当時のヴェルナーNATO事務総長、かつてブラント政権で東方外交を主導した西独の政治家バール氏の名前を挙げている。
とくにバール氏については「一度も公表されていない」ソ連指導部との会談記録を引用し、「少なくとも軍事機構としてのNATO中欧に拡大してはならないと言明した」と明かす。当時は東西両独の統一と、統一ドイツのNATO加盟問題が焦点となっていた。大統領が示唆したように何らかの“密約”があったとしてもおかしくはない。
実際、独週刊誌シュピーゲルもドイツ側の会談記録として、1990年2月10日、当時のゲンシャー西独外相がシェワルナゼ・ソ連外相に「明白なのは、NATOが東方に拡大しないということだ」と語っていたと報じている。
「西側は何度も我々を裏切った」。プーチン大統領は2年前、クリミア併合時の演説でもNATO拡大をやり玉に挙げた。そのクリミアにロシアは今、NATOへの対抗策として最新鋭の対空ミサイルシステム「S400」の配備計画を進めているという。
NATO嫌いのロシアを刺激すればするほど、軍事的な緊張は高まる。ストルテンベルグNATO事務総長は「新たな冷戦は望んでいない」とする。双方には「NATOロシア理事会」という政治対話の枠組みがある。これをもっと活用し、信頼醸成の道も模索していくべきだろう。
NATO・ロシア理事会
2002年5月、プーチン・ロシア大統領を招いてローマで開かれた北大西洋条約機構(NATO)特別首脳会議で、NATO19カ国にロシアを加えたNATO・ロシア理事会(NATO20)が設立され、調印がなされた。1997年に設立されたNATOとロシアの合同常設評議会は、単なる連絡機関となり十分機能しなかったため、ロシアは強い不満を抱いていた。新設の理事会はその後継組織となるもので、議長はNATO事務総長が務める。この理事会は、国際テロ対策、危機管理、大量破壊兵器の不拡散問題、軍備管理、海難救援などの諸問題に関して、形式的にはNATOの最高政策決定機関となり、ロシアはNATOの他の19加盟国と対等のパートナーとなる。外相、国防相レベルの会合は年2回、首脳会議は適宜開かれる。理事会の決定は全メンバーのコンセンサスを前提とするため、同意が予想される問題だけが扱われることになる。また、NATOの集団安全保障問題やNATO拡大問題など、NATOの戦略上の最重要問題については、従来通りロシアを除いたNATO理事会で討議される。そのためロシアのNATOとの関係は、準加盟ともいわれたが、最近はポーランドチェコへのミサイル防衛(MD)システム配備問題などでロシアとNATOの関係は悪化している。