2016.05.30.20度だけど寒っ!

*英語。英語。英語。
周りは本当にすばらしいなあ。
いや、英語は第2言語ですっていう人がほとんどなのよ。
ドイツ語で話す人、インドの言葉の人。
Europeanだろうけど日本語もペラペラで通訳してたりする人も。
あまりにも「ここ本当に日本なのか」ってくらいごちゃごちゃマルチナショナルだから
英語で仕事するしかなくって、
なまりがきっつかろうが「わいわい」と毎日。
でも本当はドイツの人ならドイツ語、
香港の人なら中国語が「落ち着く」言葉なんだろうなって。
それでもプレゼンはきれいな英語!
今日聴いたプレゼンも本当にすばらしかったよ。
質問もすべて英語だ。
みんなわいわい質問する。
でも、Presentor, Sensei, 日本語も分かる人のようだったよ、日本語の質問にも答えてたよ。
「あー日本語で何て言うか知らないんですがXXXXが〜」
Perfect! Beautiful! Amazing!
「私はこんなんでいいんだろうか」
毎日思わされるね〜・・・いや、だめでしょ。w

*(金)(土)(日)はさすがにヤりすぎたわ。
51時間のうちに5回は。さしもの私も。
(-    -)
良い子悪い子普通の子。じゃなくって、寝てるか食ってるかの子。と。
身体・・・よく休めないと。
うーん。

*久しぶりにおすそわけ。
最近の新聞から。柳井正さんで!

――働き方を変えるには意識改革も大切です。

 「日本の社会は『働くということ』について真剣に考えていなかったと思う。大学までの教育は知識を詰め込む暗記型が中心だが、社会が求めるのは、現実の問題にぶつかったときに過去の知識も踏まえて臨機応変に対応する力であり、知識を応用して実行する力だ。今の若者は会社に入るまでのことしか考えていない」

 「当社は12年から大学1年生にも内定を出しており、累計100人に達した。この制度を導入したのは、社会に出てから求められる理解力や判断力を身につけるために、大学時代にどのような勉強をしなければいけないのかを早くわかってもらうためだ。大学も実業界も反対するかもしれないが、これからはもっと積極的に内定を出して早期に1000人規模にしたい」

 ――パート社員の正社員化や、働く場所を限定した正社員制度を導入するなど、多様な人事制度を導入しています。その狙いは。

 「転勤を伴わない地域限定社員は1万人を超えた。制度を選んだ従業員にはこう話している。『我々は世界最高峰のエベレストに登頂したいと思っている。でも、その前に近所の500メートルの丘を目標に仕事をして、それが実現できたら1000メートル、2000メートルの山と目標を上げていくような生き方も大切です。個々人が成長しながら生きることを支援します』と。そうした生き方をしてほしいから、パートやアルバイトの正社員登用や地域限定社員制度も設けた」

 ――そこから見えてきたものは何ですか。

 「二極化だ。『正社員になったからもう安泰だ』とという人と『ここから努力して自分の能力を高めていこう』とする人だ。こちらとしては正社員になって2、3年で店長代行になり、店長の仕事と、品出しなどの現場の業務の指示ができる人材に育ってほしい。実はこれまでにもアルバイトからパートとなり、正社員として働く地域社員から転勤を伴う社員になり、そして海外のユニクロなどで働いている人材もいる」

 「人間とは成長するものだと考えていたが、『成長しなくてもいい』と考える人がいた。それでは会社が困るので、本格的に教育をすべきだと考えている」

 ――成長と能力に見合う報酬も大切になります。

 「国は最低賃金を時給1000円に引き上げようとしているが、もっと上げるべきだ。ユニクロは早く時給1500円にしていきたいと考えている。主要国の中で最低賃金が一番低いのは日本ではないだろうか。こんな水準ではグローバルで活躍する優秀な人材が日本で働こうとは思わなくなる。日本企業も現行の水準で甘んじていては駄目だ。時給が低いと、働く側も時間の切り売りと考えて単純労働でいいと受け止めてしまう。結果として両者の思考を停止させている」

 「一時期、グローバル経営を進めるということは、海外の処遇を良くし、国内ユニクロの従業員の給与は引き下げられるのではとの見方があったが、大きな誤解だ。時給を1500円、1800円にしても、1990円の商品を提供してしっかり利益の出る組織、働き方にしていくつもりだ」

 「アベノミクスは金融政策主導で進めてきたが、それだけでは個人消費が盛り上がらなかった。報酬と消費はニワトリと卵の関係で、どっちが先とかの議論はやめるべきだ。強引にでも時給を上げる状況をつくれば、必然的に生産性を上げる経営になっていくはずだ」

 「仕事をしているフリ、商品整理をしているフリ、接客しているフリをする従業員がいる。自分が何のために売り場にいるのか、必要な仕事は何かをわかっていないとそうなる。もっと仕事の内容を明確にして、やった仕事に対して報酬が決まる仕組みにする。正規、非正規の雇用形態で報酬が決まってはいけない」

 ――ブラック企業といわれたこともありますが。

 「『サービス残業はするな』と言っていたが、会社のためを思ってやっていた店があった。自己規制が働いていた。『サービス残業をやっていたら会社が潰れる。アウトだ』という意識を皆が持つようにした。今は『限りなく白に近い、グレー』だと認識している」

 ――幹部候補生として高学歴な人材が中途入社していますが、短期間で去って行く人もいますね。

 「経営学修士号(MBA)が邪魔になっている人がすごくいる。ケーススタディーを知っていて分析する力もあるから『自分はできる人材だ』と勘違いをしている。特に外資系企業やコンサルタント会社からやってきた人に多い。外資系は本国の指示で動くから自分で実行しようとしない。コンサルタント会社の業務は経営者に『問題点はここです。こう改善すべきです』と説明して終わり。だからこうした人たちには、『実行するのはあなたですよ』と言い続けている」

 ――経営層と現場(売り場)が分離しているように見えますが。

 「今までは確かにそうだった。でもここ20年で現場で頑張ってきた人材が、本社や海外でも多く活躍するようになってきた。やはり経営層にもマーチャント(商売人)の素養は必要だ。会社のDNAを受け継いでいくのはマーチャントであって、そういう人でないとトップにできないと考えている。それでこそ我々が目指している日本初のグローバルリテイラー(世界的な小売業)の姿だと思う」

 ――社内公用語を英語にした効果はありますか。

 「会議では英語だ。でないと本当に仕事ができない。一方で、英語を話せるだけでは仕事ができるわけではないのも事実だ。なぜなら仕事の本質を知らないと結論を伝えられないからだ。過去の経験を英語で言語化していく能力が求められる。公用語を英語にすることで仕事の本質が改めて浮き出てきて良かった」

 ――仕事とは何ですか。

 「僕は社員に『明日の仕事を今日やれ』と言っている。本当の仕事とは、明日何が起きるか予測し、そのための準備や計画を明日までに間に合うようにしておくことだ。それ以外は作業だ。作業だと毎日の繰り返しになってしまい、会社は変わることができない」