記録 2016.04.27.書き逃げ(-    -)

*だね。空っぽの最強なんて何も護れない弱さと一緒。
悲しいも
苦しいも
怖いも
迷いも
疑いも
憎しみの裏に同じくらいの愛を
持った「人間」でありたい。
手元のものしか視えない。
目の前にいる人間の心も読めない。
わからない。聴こえない。感じられない。だらけの生き物、
未開の、暗愚を極めた、とっくに滅びている筈だった種族。
だから、くだらない?
だから、どんな風に実験台にされて
瑕疵の部分をおもしろおかしく「風刺」されても
口汚く罵倒されても
それが、当然?それも「愛」?

私は人間だからどこまでも人間の視点で感じるよ。
そう聴かされただけ。一応は頭で納得しただけの・・・
人間でないものの視点を借りて、
自分が神に成り代わったかのように裁くことだけはしたくない。
一緒になって苛立ち、怒り、罵倒嘲笑し、だけは、したくない。
そんな「共感」を利用され、使役されたくない。
何千年、何万年の、数限りない過ちのもとの心であったに違いない。
と、私は今の段階では、確かに感じるからだ。
人間の幸せ。人間の愛憎。人間の孤独。
人間の五感で感じる、世界の美しさ。人の美点。
何も自分のものではないこと。
これから**年の間に。
「人間がお互いを食い合い、滅ぼし合う」のと同等の出来事が起こる。
その後に拓けてくる新世界が、
人間にとっての「未来」が、有るか、無いか?
それを括目して観て居ろと命じられた星の生んだもののひとかけら。

裁かれる側の者。
本当に「こんなこと」が、幸せなの?
私はまだ迷っている。
「こんな」強大な力の前で。
「こんな」大きな「歴史」の割れ目の直前で。

恐ろしいことではないですか。
如何に作られて仕組まれて最初から決められて動かされている「もの」達でも
それを知らされていても知らされていなくても
ただ、みんな「幸せ」になりたくて
迷った。求めた。抗った。争った。
これからも。人である限り、いつまでも纏う、
悲しみや苦しみや痛み、絶望を、人間なら、感じることが出来る。
私はまた、どれくらいの「そんな」ものの上で、いや、ど真ん中で、生きるんだろう。
「人間のくせに」それを忘れて「光」「希望」「救い」だけを崇めて生きていくなどできません。
守る。救う。平和。正義。
遺るもの。滅びるもの。争い。邪悪。
「両方」が無くなる世界など、想像もできないのは、私が人間だから。
でも、それはそれでいいでしょう?・・・いや、もう少しだけ・・・

崇めろ?祈れ?捧げろ?
私は完璧だから?
「私が私が」が過ぎる、他を裁くだけの。
人のこころを見透かすことが出来ても、
決して同調できず、同調を請求するだけの。
どこまでも、逆を行かないといけませんね。と思わされる。
人間だから。
どこまでも、視えないものを視ようとして、
聴こえないものを聴こうとして、
理解しようとして、共感しようとして、迷う、悩む、
悲しい、苦しい、だけど、それと同じくらいの「裏」も知って、学んで・・・
それが人間の私の学び。
幾らそれが広い宇宙的には低度の、暗い世界で這いずるもの「だから」の学びでも。

悲しくて苦しいのは私だけなんですか?
星を見て空を仰いで想ってしまったのは私だけなんですか?
この星は最初の星。
宇宙で初めて試される種族。
これからの星達は、何を想ってこの「舞台」を観ている?

信じないのではない、信じるからこそ苦しいのだ。
盲は盲なりに信じるところがあるからこそ悩むのだ。
「手離し」で賞賛・心酔・傾倒などできないから悲しいのだ。
でも、それが今の、人間の、私。
大丈夫だよって思いたい、本当は縋りたい、迷いたくない、
悲しみたくない、感じること全部を放り出したい、
暗愚な人間の私。

*勇さん日記を読んで「姉さん、あなた疲れてるのよ」って思ったけど、
私も相当疲れてるなあ。
日曜日、少し長い時間外出したし。
仕事?日本の会社なのに周り外国人だらけで「ここホントに日本か」状態だよ。
英語だらけ。どころかドイツ語までパラパラ出て来るよ!!
うわーん。
言い訳せずに。最善。次善。三善。
(・・・)
悲しいけど、苦しいけど、感じられるから、私は幸せなんだから。
世界に返すんだから。きっと。