記録 2014.11.03.やれやれ

*チューイングって、ものの本には、摂食障害の中でも重い方の症状だと言うね。
吐けない、吐くのが怖い、吐くのが苦しい、でも、体重が増えるの怖くて、
でも、過食衝動も強くて、最後の手段で「そう」なるっていう。
私は経験がないし、摂食障害の中でも1割くらいで、あまり「見た」こともないんだけど。
それに、過食のみや過食嘔吐に比べて「費用」がかなり嵩むらしいね、
カショのみ、カショオに較べて「満足感」がないかららしいんだけど。
歩きながらでも、袋をぶら提げてチューイング、
仕事中でもこっそりトイレでチューイング、
という猛者がおりました。
依存性の高さが窺える話。
食べ物をムダにしてるって・・・また極端な(でもよく安易に枚挙される)例を持って来て自分を責めますなあ乙っていつも思ってんだけど、
この病気の人にとっては「それ」に使われる「食べ物」は「薬」だ。
決して「粗末に扱われた」ものではない。
摂食障害の人は、「それ」を取り上げられたら、
「一応の普通」を装うことも出来なくなってしまうよ。
寝たきりになるほどの鬱状態
それに代わる「効果」を持つ、何らかの「依存」行為。
アルコール?買い物?性?薬物?自傷?ギャンブル?
過食衝動が強い時の「あの」精神状態を、食べる、で、ではないなら、何で宥める?
「依存」しなければやってられないような狂気から、守ってくれるもの。
「その時」だけ、「●にたい」を一瞬、忘れられる。ことを考えれば、
白い粉や葉っぱに較べたら、比較的安価で法に触れず、何処でも手に入り、
(だからこそ「断酒」の如く「依存物」を「隔離」することで治療
 という方法がとれない「困難さ」はあるにしろ)
妙な副作用もないことが確実な「薬」。
「それ」に使われなくったって、外食・小売り・食品製造では大量の廃棄食材が日々、出てるものだよ。
(いっぺん外食や小売りや、工場でバイトしてみるといいんだよ。
 って、頭のいい大学の子って、塾講や家庭教で、そういうバイトはあんまりしないのか?)
そして、地球の裏側で、飢えに苦しむ人はあっても、「分配」はできない。
また、飢えや貧困に苦しむ人々の数さえ、今、減らせれば、
その地域、国家、周辺の国、10〜20年の長期的に見て、「良く」なるのか?という問題も残る。
病気のひとつの症状だけを見て、それだけを「治療」すれば、それで万事うまくいくのか?
というこの病気の治療とも関係してくる。
この辺は実地にそういう活動をした人の方が詳しいんじゃないかな。

あんまり自分を責めなさんな。ということが書きたかったんだけど、何を書いているのかなーっと。
(急に話がでっかくなったり小さくなったり・・・)
いちいち症状1回2回のことで、●にたい●にたいごめんなさいって言ってたらやってけんよ。
女のくせに血をみたくらいで騒ぐんじゃないっ。的に、トウの立ったババアが言ってみる。
もっと驚くべきことは、気づいていないところに、あるはずなんだ・・・
もっと、軽蔑されるべき残酷さは、症状でカバーされて直接見えないようになっているのが
病気の人間の心の実態だと思う。
「症状」が出た出ない、増えた減ったで↑↓してるのは、まだまだ、ビギナーズ。
症状にはあまり注目せず、心の状態、今、感じられるもの、
または、「感じられない」異常さに目を向けられる者がミドラー。
もっと恐ろしい、認めたくない、驚くべきものが、足元どころか、この胸先三寸に渦巻いていることを知るべきだ。
実地に思い知って、泣き叫んで、
這いずりまわって「赦し」を請うた更にその先の、
「でもそれも私。私の過去。私の感情」と受け入れられた時、
初めて身体に表れる症状の一部が変化すると私は考えている。
そしてこれは、別に精神科の隔離病棟に入院したり、
長期のニート期間を敢えてとらなくても、
出来ること(本当に休学・休職するのに比べて時間はかかるけれども)だと思う。

*エラそうに長々と書いたけど・・・私もまだ、まだまだ、
「自分のことなのに分からない」「感じられない」「言葉にならない」
普通は、そんなことないんだろうな、異常だね、なこと、いっぱいある。
おかしいよね、って頭では分ってるのに、ってこと、まだまだある。
「普通に」出来ないこと、たくさんあるよ。
だいぶ、「普通に近い」暮らしが出来るようになってきた、って段階なだけ。
ものすごく大きな眼で見れば、
みんな、同じ道の途中の者、ってことで・・・

*ほっ。へえ〜そういうものが、そういう風に見えるんだね。
他にも、うまく言葉にならないだけで、普通は見えないもの、聴こえないもの、
いろいろ感じられているのかもしれないね。ステキだあ。
受け取り方によっては、余計な悲しいや苦しいが増えるだけじゃん・・・
疲れるだけ・・・なことも多いかもだけど・・・
よくなって、余裕が増えると、楽しめたりするんかな〜
エレベーターホールでわずかな空気の圧を感じて、
「エレベーターが近づいてくる」のがわかるって人がいたよ。
「えっ。みんな分かるんだと思ってた」だってさ。
メーヴェ乗りみたいに風が見えるとか「ほらっ あそこに重い空気の層が見える!」
それこそ妖精が見えるとか・・・
コストコいいなあ☆

*「あっ。月夜さんご帰還」
「ほんと?!ほんとだ」
「わーい。よかった。よかった」
「よかったー」(小おどり)
「?」とかっぱたちの群がっているスマホを見ると、
かっぱたちが心配していたようで。
字もあんまり読めないのに、日刊月夜のファンな一同。
「むずかしいのはゆきちゃんに読んでもらう〜〜」「う〜」