記録 2014.01.22.

今日は、久しぶりに驚くほど「悪い」受け取り方が戻ってきた。
フラッシュバックってこんな感じだったかな?!
小一時間ほど、そわそわ?イライラ?ええとええと?何これ何これ?
目が白黒しちゃうってwこんな感じ?

きっかけは「変わった髪型ですね」
コンコルドでハーフアップにしてて、私は、よくやってる髪型なんだけど・・・
そう!何をやっても、やってても、「変わってる」って言われるわたくし。
普通にしたくて、みんなと同じにしたいのに、
一生懸命そう努力してるのに、「なんか違う」って笑われて。
母から「たのむから父には似るな、普通になってくれ」
「変な子ね」
「あんたの言ってること分からないわ」(彼女の感じたまんまなんだろうけど)
「ユニークねえ」(彼女は褒めてるつもりなんだろうけど)
と育てられてるから、
「いいの。これが私」なんて思えるわけもない私が、
何を言っても、やっても、大爆笑され、「いい!変わってるわ!」と「大絶賛」されるんだけど、
(本当に褒められている、悪気は100%ないと、今は分かるんだけど)
全っ然嬉しくないんだわ。
嬉しくないどころか、恥ずかしい+不安+恐怖のどん底だった。
どうすれば「普通」になれるんだろう、
笑われなくて、みんなと同じで、目立たなくて、済むようになるんだろう・・・

だんだん、喋らなくなり、無表情になり、10年くらい経ち、
20歳くらいの時は、笑うと「あ、笑うんだ!」って驚かれたり、
「笑うと可愛いじゃん!」なんて言われるくらい無表情な、
何考えてるんだか分からない、「怖い」人に。
その後出会った人たちや、仕事で、
「笑顔は大事、表情は大事」
「人の目を見なさい」と叩き込まれ、一応は普通に近づけた、が、
↑の受け取り方はそのまま。

人と目が合うと「にらまれた」と感じ、
人とぶつかると、「わざと?」と思い恐怖し、
人の笑い声がすると自分が笑われているように感じ、
引越し現場等の「せーのっ」みたいなのだって、
拷問シーンの「無邪気」な掛け声みたいに受け取られていた。
そんな「受け取り方」で「普通」に生きてきたから、「病気」になった。
と思い知り、徹底的に「受け取り方」を書き換えて「病気」を減らしてきたわけだけど、
「フラッシュバック」が過酷だった頃には、
過呼吸(今は殆ど起こらない)や、一日15時間以上眠っても眠り足りず、
外出先でも酔っぱらいのように昏倒、のようなことがよくあった。
「どうして『こんな』で平然と生きてこれたんだろう?」
おなかの底に、強い、重い、真っ黒な「痛み」が「つまって」、
もう涙も出なくて、代わりに、変な笑いだけこみあげる。
「赤ちゃんボックス」でなく「自分ボックス」が欲しい。と思わない日はなかった。

随分長い間忘れていたけど、「変わり者」「みんなと違う」という、
後ろめたいような、恥ずかしいような、
何かどうしょうもなく「悪い」ものが「自分だけ」についているような、
どんなにがんばっても、「変な」人の私は、受け入れられることはない、という絶望感のような。
「もうお前は喋るな」
「笑うなブス!」
「バカ笑いしてんじゃないのっ。頭おかしいんじゃないの?」
「空気読めよ。なんて言っても分かんないかw」
誰も何も言わなくても、私には、そういう視線がまつわりついて、離れない・・・
あきらめのような。

でも私は、こんな世界の受け取り方で、「普通」に生きてきたのだ。
いろいろな症状を出しながら。
そして、受け取り方の異常さとその原因を知って、
「普通」の世界の見え方を学ぶうちに、
症状は軽くなっていった。
「健常の人は、そんな風には受け取らない。夢にも思わないだろう」

まだ途中。まだ途中。
「普通」の人の感じ方は、どんな?
想い出させてくれて、ありがとう。
みんなの幸せを祈る気持ち と 
私だけが私だけの受け取り方で満たされていること 
の間の「隙間」を、今日、はっきり感じた気がする。
病気が思い出させてくれる。
普通の人たちの生き様が、「ほら、まだ途中」と気づかせてくれる。
心を変えることは難しいから、
口や身体のあり方をとりあえず変えることで何か気づけることもあって。
きっかけを呉れるのはいつも世界。お返し出来るように
もっと頑張れるように・・・どこまでもLife is beautiful*