大好きで大切な亜稀さんへ

ヤプログのメッセージ機能では、文字制限で、どれくらいに分けて送ることになるのか・・wと思うので、
記事のほうに、書かせていただきます。
気になるようでしたら、削除希望、と何処かに送っていただければと思います・・・

私、もう、数ヶ月も、
「考えちゃだめだ!感じるんだ!!」を連呼しながら、
それ以前に、大切なことを言わないままだったな、と申し訳なく思いながら、今、このメッセージを書いています。

大切なこと、とは、亜稀さんが、
どうしてこんなに食べちゃうのか、
食べなければ居ても立っても居られないような「感じ」があるのはなぜか、という、
過食の原因の部分についての、一般的に考えられる「仮説」です。

過食の原因になるような「感情」「生き方」「考え方」は、
幼少期、小学校低学年以前の家族関係で形作られるそうです。
今の家庭の状態からかんたんに推測しても、
仕事で忙しく、なかなか家に帰ってこられないお父さん。
もともと、不安がりで不安定なところのあるお母さんが、ふたりの子供を抱えて、忙しくしている、中で、
亜稀さんは生まれつきの感じやすさで、
お母さんの不安や不満や孤独を感じ取り、
「お母さんを不安にさせないようにしなきゃ」
「お母さんに笑ってもらうために頑張らなきゃ」
「あ、妹!お母さん困ってるでしょ、わがまま言わないのっ」
と、割と常に緊張し、頑張って、大人に遠慮して、来たのだと思われます。

さてそこで。
そういう幼児が、今ここに目の前にいたとします。
小さな頃の亜稀さんではなく、街で会う今、実際に小さい子で。
お父さんにはなかなか会えない。
お母さんはつらそうなので、あまえられない。
妹はわがまま言ってお母さんを困らすので、目が離せない。
そういう4,5歳くらいの女の子が、口をきゅっと一文字にして、
泣きたいような、不安そうな、不機嫌な顔をしているとします。
その子に、何かおいしい、お菓子をあげてみます。

・・・

お菓子を食べている間は、食べ終わってもしばらくは、にこっとして、
幸せそうな顔をしてくれるような気がしませんか。


過食症のひとは、それをやっているのだ、というのが、一般的な「仮説」です。
自分の中の、悲しくて、苦しくて、寂しくて、疲れて、
でも頑張らなきゃいけない、つらい思いをしている子に、
おいしいものを与えて、そのいやな思いを一瞬忘れさせてあげている。
全く自分には当てはまらないような気がする、
「そうかな?」
というのなら無理してそう思わなくてもいいのですが、
一般的には、そういうことがよく言われています。
これから、摂食障害の病院やカウンセリング、セラピーにかかると、
同じようなことを言われるのではないかな、と思います。
(言われなかったらごめんなさい)

だから、意識してあげるといい、とよく言われます。
過食しているときに、どうにも食べることが止められない時に、
「私は、自分の中の、つらい子供に、お菓子をあげて安心させているのだ」
そして、りかさんのいうように、冷静な大人の自分が、
「大丈夫だよ。わかってるよ」と声をかけてあげる。
そうすることで、強い衝動が、少し、静かになれる。
一度、やってみるといいかもしれません。
(もうやってる!というのなら、ごめんなさい)
これも、「そうか?」と思うのなら、無理に思わなくてもかまいません。

一気にここまで書いてしまいましたが、
勉強や体調管理に忙しい時期の亜稀さんにすごい爆弾を持ち込んだ、
感じがしています。
しかし、このことを、細かく、丁寧に、ゆっくりじっくり時間かけてやってみる、
というのは、すごく、この病気、毎日、異常に食べてしまうつらさのことを考えると、
何よりも大事なことのような気がします。
また何か、質問等があれば、気軽に訊いていただければ、と思います。

亜稀さんが、少しでも楽になれますように・・・
少しでも、病気の、よくなれる方向へ行きますように・・・
やさしくかしこく頑張り屋さんに生まれついた子の未来が、
「こんなこと」で潰えぬよう、守られますように。