りっかさんへ

考え癖かあ・・・
長嶋監督と夜遅くまでキャッチボールの猛特訓をしていた選手が
「監督ー!もうボールが見えません!!」と叫ぶと、
「グローブで捕ろうとするんじゃないっ!心で捕るんだっ!」と切り返された、
という話を読んだことがあるんだけど(出所等うろ覚え)・・・
心で感じる、って、
原因となった「麻痺させた」つらさの麻痺を解く、って、
もうホント、頭で「治す」「不便な人生はイヤだ」とどれ程鉄壁の覚悟が出来てたって、
裸足で逃げ出したい恐怖なのね。
痛み止めをずーっと飲んでいてさ、急に痛み止めを断たれて、
「痛いのはイヤだ痛いのはイヤだ・・・」と泣きながらはいずりまわる。

それくらいの大変な「痛い」感情、じゃなきゃ、こんな異常な症状出てこないの。
と、幾ら言葉で伝えたところで、りっかさん自身に、
感じられるかどうか?
感じたとして、言葉で表せるものなのか?
私に、外で見ている第三者に、それが分かるものなのか?
文字の限界を感じますね。

ただ、りっかさんには、「考える」と「感じる」の違いと、
自分のつらさに、無自覚だから病気になった、ということが
ある程度頭に入っているようなので、
時間かかっても、必ず「感じる」が出来るようになって、
過食の症状にも変化が現れると思われます。
私の場合「私が苦しい?ハァ?」から「これは苦しい!」となるまでに
数ヶ月要したガチガチでした。

一時期・・・つらいですけど、
本当過食の方が楽だな、と思われるほど荒みますけど、
「感じる」方が、嬉しいことや楽しいこと、
きれいなものに感動出来る事も明らかに多くなって、いいですよ。うん。
と、りっかさんに、いつか誰かに、そう伝えてほしいなあと思います。